龍谷ミュージアム|シリーズ展8 「西七条のえんま堂 -十王と地獄の美術-」が9/12(土)〜11/3(火・祝)に開催!
EVENT
2020/9/12 ~ 2020/11/03
龍谷大学 龍谷ミュージアム|シリーズ展8
<シリーズ展8>仏教の思想と文化-インドから日本へ-
特集展示 西七条のえんま堂
-十王と地獄の美術-
開催期間:9/12(土)〜11/3(火・祝)
開催時間:10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
京都市下京区七条通り沿いの商店街に立つ「七条えんま堂」(正法寺七条別院)は、「十王堂記」によると既に寛永2年(1625)にはこの地に前身となる十王堂として存在していたことが知られ、現在では地蔵盆などの仏事や、地域の交流の場として、多くの人々に親しまれています。
このたび商店街「西七繁栄会」と龍谷ミュージアムの連携事業により、えんま堂内の彫刻の調査を行ったところ、閻魔王を含む十王坐像11軀が、鎌倉から室町後期にかけて、個別に作られた貴重な文化財であることが判明しました。(これまでの取り組みの様子はこちら)
この特集展示では、西七条えんま堂の十王坐像および本尊の不動明王立像(鎌倉時代)を寺外で初公開するとともに、十王や地獄にまつわる彫刻や絵画などの多彩な文化財を展示します。
また、シリーズ展では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
《展示構成》
<第1部 アジアの仏教>
インドで仏教が誕生し、アジア全域に広まる
・仏教誕生・・・釈尊(ガウタマ・ブッダ)の生涯とその教え
・仏教の広がり・・・インドから中央アジア、東南アジア、東アジアへ
・多様な仏教・・・出家修行者と在家信者が織りなす多様な仏教世界
<第2部 日本の仏教>
日本へ仏教が伝来し、日本社会に根付く
・仏教伝来・・・仏教伝来にかかわる史実と伝承
・国家と仏教・・・国家政策としての仏教導入と貴族社会への浸透
・仏教文化の円熟と日本的展開・・・日本国内での仏教の歩みの上に新たに醸成され、幅広い階層に受け入れられていった仏教の諸相
《主な展示作品》
十王坐像のうち閻魔王像
鎌倉時代
(七条えんま堂)
不動明王立像
鎌倉時代
(七条えんま堂)
地蔵菩薩立像
平安時代後期
(京都・鍛治町町内会)
《開催概要》
■開催期間:2020年9月12日(土)〜11月3日(火・祝)
※休館日:月曜日、9月23日(水) ただし、9月21日(月・祝)は開催
■開館時間:10:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
■開催場所:龍谷大学 龍谷ミュージアム
■入館料:
一般 550円(450円)
シニア 450円(350円)
大学生 400円(300円)
高校生 300円(200円)
※( )内は前売り、20名以上の団体料金。
※シニアは65歳以上。中学生以下、障がい者手帳の交付を受けている方およびその介護者1名は無料。
■お問合せ:龍谷大学 龍谷ミュージアム(TEL:075-351-2500)
※Mail:ryumuse@ad.ryukoku.ac.jp
■主催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞